店主の思い
interviewed by スタッフ
「きれい」な物を作りたい…
店主の言う「きれい」とは…
10年以上様々な飲食店でキッチンまたはサービススタッフとして働いてきた店主。
店内、従業員、食器などの道具の清潔さは何より大事だと身に染みて思った。
当たり前のことだが、全てにきちんと気を配れている飲食店は意外と多くない。
また、料理を提供する際の盛り付けなど「美」の意味での綺麗さの重要性も、
長年、都内の5つ星ホテルでのサービスの経験を通して学んだ。
当店はほとんどがワンコインで注文できる料理を提供している。
格安居酒屋でも安心・安全で美しい「きれいな」料理とサービスを。
わがや店主のなこだわりである。
「美味しいものを、美味しいうちに」
店主がもう1つ心がけていること。それは、最高の状態で料理を提供すること。
店主が以前勤務していたフランス料理店のシェフの「料理人が手間暇かけて料理を作るのは、その瞬間に最高のものを食べて欲しいから」という考えに共感した。
だからこそ、当店では注文を受けてから店主が料理を作り始める。
時には店主1人で料理とサービス両方を行うこともあるが、熱々の作り立てをお客様一人ひとりに提供したいとの思いから、毎日中華鍋を振るっている。
どうぞ出来立ての料理を、ご堪能ください。
福清市 石竹山 image taken from https://www.tripadvisor.jp
ストーリー
わがや店主は、中国の福建省福清(ふくせい)市出身。一口に福建省と言ってもとても広く言語もかなり異なる。福清市は福建省の福州に位置する県級市であるが、言葉も伝統料理も福州の他の地域とは違う独自の文化をもっている。
そんな福清市から店主が渡日したのは、17歳の時。大分の日本語学校に通うことから始めた。
幼いころから母親の作る家庭料理が好きで料理に興味はあったが、日本に来てから特に故郷の母の味を懐かしく思った。
日本に来てから様々なジャンルの飲食店で経験を積んできたが、原点はやはり故郷の味。
わがやでは、日本ではあまり馴染みのない店主の地元・福清市の料理を裏メニューとして提供している。故郷の味を懐かしむお客様はもちろん、エスニック料理が好きな方、福清市料理の想像がつかずに気になる方にもお試しいただきたい。
気になるメニューへの質問も大歓迎である。